入社してすぐに熊本地震が発生しました。その翌年、私は災害復旧工事のために益城町にいました。はじめて震災の爪痕を直接目の当たりにし、この復旧工事を
終えられるのか不安を抱きながら現場に入りました。
月日が経つにつれ、少しずつ復旧していく現場とそのために尽力されている先輩方の姿を見ている中で当初の不安は小さくなり、技術者への憧れや「この仕事を
やり遂げたい。」という思いが大きくなりました。
そして、着工から約2年携わらせていただいたときには大きな達成感があり、土木の仕事に就いて良かったと改めて感じました。